バーチャルキャスト用の背景にエクイレクタングラー形式の画像を当てはめることができます。
本業では画像を処理するような仕事もしてますが、
エクイレクタングラー形式? なんだそれ?と、まったく馴染みのない言葉でしたが、調べてみると360度画像の事。
VRMで言う、「天球テクスチャー」の、上半球だけでなく下半球もある版。
そういえば1年以上前にあるVRソフトのために
VRMビューワーから同条件の画像を作った事があるので、それを背景に当てはめてみました。それがコレ↓
あくまでも天球テクスチャーの投影(って言えばいいのかな?)なので、
VRの中で立体的な3Dで車両やストラクチャーが見れるわけではありません。
まぁ、「雰囲気だけ」ですけどね。
で、この背景画像の新作を作るにあたりなんですが、
VRMビューワーの中でアナログ手動でカメラ操作をすればできなくはないんですけど、
「自動化」したくて、AKAIGI君にフライスルーカメラのモーションスクリプトの制作を依頼。
ただちにこんな感じで作ってくれました。(上半分だけ)

高卒でろくな理数系の教育を受けたことがない私にはチンプンカンプン。笑
そのスクリプトを動かすと、フライスルーカメラが↓こういったカメラモーションで動きます。
※目がまわるかも?なので注意。
これをOBSで録画してmp4書き出し。
そのmp4を
「Image Composite Editor」で読み込ませると解析して、
ほぼ自動で↓こんな感じに画像を作ってくれます。

↑これが「エクイレクタングラー形式」ってやつです。
こいつをJPEG保存して、バーチャルキャストの背景にしてみたのがコレ↓。
完成です。
あくまでも天球の投影。
実際にVRの中で見ると、地平線や車両が若干湾曲した感じはありますが、
上空90度の天球テクスチャーがグルグルしている部分とか見ると、
VRMのビューワーの中に入るとこんな感じで見えるんだなという世界観は感じます。
あと2、3個作ってみたいと思います。
AKAGI君のスクリプト制作協力に感謝。